CD不況を取り巻く現在/番田 
 
。これが、逆に新しいものであったならば当たらなかったわけだ。そんな風に小林氏から生み出されるサウンドをぶち壊すような新しいプロデューサーの覇権を願っている。話は変わるが、最近私は将棋を見ていて同じようなシーンの動きを感じた。羽生さんもすでに40代で、彼ら新しい境地を切り開いた世代にうってかわるような若い人々が頭角を現しはじめている。ここでの将棋の指し方はいわゆるそれまでの伝統を重視したやり方であった。やはりその方が、人間の思考にとってはより能率的だといえるのかもしれない。私は成人病などで滅びゆく体の心配をしながらそのようなことを強く感じた。


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