夕焼けが笑うのさ/阿閉真琴
あれから時は流れ 色んなことがあった
元気かと気にしても
気軽に会えることも少なくなってしまったね
幸せにしてるかい?
遠いあの日に見てた夢
今も僕は追っている
帰り道 夕焼けが茜色に染まってく
とても綺麗で泣けそうだよ
あの頃の僕たちが そこで見つめてる
「頑張れ」と今 聞こえるのさ
夕焼けが笑うよ
小さなことを気にして なにを立ち止まっている?と
開けないとわからない扉がある だからゆく
振り向きながら もう一度 歩き出すよ
願いをかけてみても 叶わぬことのほうが
いつだって多いけど
信じることを僕はやめたりしないだろう
いつまでも 変わらずに
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)