戯曲(習作)/星☆風馬
なたの果実を守
る足長おじさんからの贈物。しかし私の正体は夜の夜中を徘徊し、うら若きの
部屋に忍び込み、娘の洋服箪笥から、パンティー一枚拝借する、足の長ーい足長
泥棒。どらどら、そなたはどんなパンティーを履いているのやら。おまえのあど
けない寝顔を見ていると、なおさらにおれはこのパンティーが欲しくなる。すま
ぬがおまえの代えなしパンティーは私がもらう(パンティーをずりおろし退場)」
(波の音)
奈津 「また、聴こえてきたわ、波の音
誰かが触る
わたしに触れる
接吻?いや、ちがう
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