さよなら黄金比/within
 
disるか無視
そういう奴らに興味はねえ
全くわかっていない
自らの運のよさに胡坐をかいているだけの
能天気なマジョリティ
いわんやおれは
サイレントの無口なマイノリティ
隠されたマイノリティ
打ち明けることのない傷もの
いるだけの価値のない存在
白いキャンバスも灼けて黄ばんでいる
心臓は止まることなく動いている
暗がりの中で眠る昼
血を流す、眠りの内で血を流す
冬の蠅のように緩慢な動きで
飛ぶ余力もない
歌っても虚しさが残るだけ
余りある時間もいつかなくなる
意味のある燃焼も
いつか骨になる日のための序章にすぎず
あなたに脂肪をあげる
膨らんだ体に針を
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