【HHM参加作品】 ビル・マックィーンの詩について。あるいは夢について。/Debby
 
ビルは仕事にもいかず食事もとらず、あとはデスクトップPCの電源を落としてひたすら眠ったとのちに語っている。その投機の内訳については完全に明らかになっているわけではない。だが、ビル自身の言葉を引用すればこういうことになる。

「あの日、テレビに映った燃え上がるビルを見て、俺はそれが俺の夢であることを知ったんだ。俺の夢が、俺の梯子が天に届いたことを知ったんだ」
MoneZ誌 「渦中のビル・マックィーン氏に訊く」より引用



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「蛮族」より引用

見ろ、鳥だ、鳥がやってくるぞ
土くれを踏み散らして
蛮族どもが走る
我々よりいくつかの母音が多い
あるいは欠
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