長渕剛、70点/番田
禁止されているから、何か自由を約束されたようでうれしい。だけど、どうでも良かった。そんなことは、たいがい、何も感じないという子を相手にしていては楽しいものではなかった。時間が無ければ、交友関係にしても、豊かにはならない。若くて金があって、時間がありあまっているという人は、昔のフランスの貴族ぐらいのものではないだろうか。ところで去年の僕と、今年の僕は、何が違っているのだろう。目を閉じると、多くのことが思い出として鮮明に思い出される。選択することで意味を無くしたのだと言うことだけが、意義を確かにはらんでいるようにも思えた。
来年も、僕はまた、挫折できたらと思う。挫折できないことは、するべきことで
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)