草の露/
服部 剛
早朝の散歩で
ふと、こちらに合図した
草の露に宿るひと粒の太陽
それがこころの鏡なら
一体どんな思いを
反射して
私は歩いてゆくだろう――
戻る
編
削
Point
(8)