趣味について、または詩について/まーつん
暇だし、日曜だし、外出するのも億劫なので、趣味について書いてみようかと思う。
゛お前の趣味なんて、誰が知りたがるんだ? ゛と思ったそこのあなた。侮ってはいけない。僕にだって興味を持ってくれる第三者の一人や二人はいるのだ。多分。
ポイント? ポイントを気にしていたら、好きなように書けないではないか。そりゃ入らなかったら気にする。大いに気にするよ。でも別に死ぬわけじゃあるまいし。ケチな自尊心が少しスネるだけのこと。
窓ガラスの奴は鬱陶しいぐらいの青空を映していて、゛ほらほら、こんな陽気なのに、外に出る用事が何もないなんて、お前さん、どこまでつまらない男なんだ? ゛と嘲笑っている。
[次のページ]
戻る 編 削 Point(8)