近代漫才の変遷〜ピン芸〜/TAT
で行くと今度は『ピンでも行けるんじゃね?』的な印象も受けますが。ただこれは『我々の世代がコンビ芸を要求する世代にたまたま生きている』と捉えても良いかと思われます。何の分野でも適応可能な『時代は螺旋にループする』という法則に当てはめると、劇団ひとりやバカリズムといったピン芸次世代大御所芸人の萌芽も確認可能だからです。(鶴瓶がビッグネームかどうかの議論は割愛します)
ところでここに面白いデータがあります。日本とアメリカで成功したコメディアンを比較してみると、絵に描いたように真逆のデータが出るのです。売れた芸人の発祥率。【ピン芸・22%。コンビ芸・78%】これがアメリカでは逆になります。レニー・ブル
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