南房総ポエトリカル・アンソロジー その1/あおば
夏でもさほど暑くなくエアコンが無く ても暑くなかった。エンジンはDMH180Bの160PS、台車はゴムバネを多用したDT19型。このパワーで100名以上を軽々と運ぶのだから鉄道はバカに出来ない乗物だと思った。電化してキハ17から113系には代わったものの沿線の感じはさほど変わらないが、海側の家がモダンになり戸数も増加して、諸処に高層のアパート、ホテルなどが目に付いた。変化は道路の方で、当たり前すぎて全く印象に残っていなかった狭い砂利道が広々とした国道となり車が目まぐるしく走っている。当然列車の乗降数はかなり減少しているようである。
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車窓からの太平洋
11時過ぎ閑散とした日当たりのよい南三原駅で下車するが、一緒に降りた人は他に あったのか記憶にないくらい少ない。このあたりはSuicaの利用圏外とのことで、吉祥寺からの普通料金を現金で支払う。 次回に続く。
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