「レモネ‐ド」/
月乃助
他愛もない小石につまずく
そのたびに
立ちどまり 足元をたしかめる
誰もが、平気でいきすぎる
そんな四角四面では 生きられませんよ
それとも 私は、
ほんとうに詩人になろうとしている のでしょうか
初めてでした
そんな回数でなく
日本の美しい伝統や慣習の許容範囲によらず
この場所が、何かの温床であることがこわくて
理由にとらわれることなく
あらゆる種類の暴力を
全否定する
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