たくてんか消える/salco
 
1)たくてんが消えた夜

「さるソハ」 (ひんほうにんの家)

老爺: このくそ母あ、汎飯に猿ソハ足す奴かあるか。
老破: くそ死屍い、人並みに枷い手から聖托言いな。
中年嫁: お示威ちゃん、お覇阿ちゃん、喧嘩はやめてくたさい。
中年世枯れ: そうたよ。たまには軽い夕範もいい奢ないか。
老爺: 何たと? 母あの肩秤持ちや軽。鯛体お前らか働きも先手わしの年金にフラ盛っておるから
    こういう事になるん田粗!
老破: そう多世まったく。あたしらが死ん鱈と唸ること太郎。葬式も足さすにミイラになる待て吸
    いつく気車ない太郎ね。いい蚊けん手手っとくれ。



2)た
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