心配性/c
に
はじけ 飛んで
流れている
(それは午後の小惑星の
軌道をのっとって
ゆっくりと遠ざかっていく
積み上げられた
漫画の隅に
小指の爪をおきざりにして
/落し物箱に届いているだろうか
顔を洗っておいで
朝はわたし以外に平等
そんなきがして
一日中ベットの上で過ごした
」
「
叩きつけられる
キーボードの上で
身体だけは
きみのもの
まつ毛の先から
スカートの奥は
誰のもの?
煙草についた
真っ赤な口紅は
終電車の到着駅に
落としてきた
わたしはまだ
きみの顔も
知らないというのに
/わたしごと
落し物箱に放り込まれた
水曜日 「おはよう
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