同時多発ツイート連詩【おいしい水を】 こひもともひこ・リミックス/こひもともひこ
ならない。そしておいしい水は度々私達の目を欺くだろう。ある時、暗い海の底に、母さんは森の奥で息を殺す同じおいしい水を見つけ出す。だがそれは同じ木の梢でウツラウツラしている別のおいしい水だったのさ たまには一瞬の何かために 続く将来のための今を犠牲にしてもいいじゃない。ため息つくほど疲れても 賭けたいの。あなたの喜ぶ顔が見たいという、それはもしかしたら私のためかもしれない。だけど他人の幸せを願うようになった私は今、うつくしく、満たされているわ。
正門前の喫茶店で見せてくれた永久凍土の写真。君の旅の目的地。
過酷な場所に生命を置くだけなら、ここもそんなに変わらない。
封じられた時間を想ってコ
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