キンモクセイのこ/
晝
生きてるのか分からへん時間
私を置いて早足で過ぎて行く。
一緒に居るのに居ないみたい。
キンモクセイのこは私に幸せをくれる。
毎年私はこの瞬間がだいすき。
綺麗な星も誰かのもんや。
この街にもあの街にも人災は
拡散されてゆくのに。
大人のひとみんなおかしなってしもた
みんなアメリカだいすきやから
きっとキンモクセイも枯れてしまう
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