いろいろな感じについて/はるな
らないし、それでいいなと思うとき幸せ。
なんでここにいるのかとか、そういうのをわかろうとする人とか、わかりながら居る人は、なんとなく立派な感じがして、すごいなー。いろんな人がいて、いろんなことを言って、あまつさえ詩を書いたりなんかしてるので、しばしば気持が悪くなってしまう。何にかというと、わたしもその気持ち悪さを構成している一粒なのだなというところ。
今までものを作ることに関して、感心してしまう考えを持ったひとには二人会いました。一人は、誉められたくてやっている、というので、もう一人は、美しいことは良いことだから、というの。
わたしはその二人の考えを思い出すたび、泣いちゃいそう。二人とも、きれいな骨が透けてみえるみたいに、すっきりしていた。わたしは、わからないし、色いろあるけど、わからなくてもいいやと思うときが幸せ。
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