サイレントマジョリティに罪は無いか/Ohatu
だと感じるだろう。大多数の日本人が持ってい
るはずの「できれば隣国とは仲良くやりたい」とい
う気持ちは伝わらない。そうすると、相手の感情も
悪くなり、事態は悪化してゆく。
中国で、丹羽駐中大使のコメントが好意的に取り上
げられたのはとても印象的だった。それは、ネット
で詳しく読めるが、
「両国の関係は夫婦同然、好きであろうと嫌いであ
ろうと、大喧嘩しようとも、別れたくとも別れられ
ない関係」「だからこそお互いを理解し、歩み寄る
ほか無い」
という内容だ。この発言は中国では比較的好意的に
受け止められている。日本人はこの発言に嫌悪感を
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