根と血、うつほ、プレーローマ/るか
チェの流行といったトレンドに接続している。
私自身が、もはや遠いものと感じざるをえないあの、横溢する生の感覚。そこにあった根も血も、まさに時代のなかで、うつほ、とされているように、思えてくるのである。
★ところで聖書においては頻繁に、人が、器、に喩えられている。特に、空っぽであることが強調され、それが聖霊により満たされた状態、あるいは、満たされることを、プレーローマ、と呼んだりしているが、これはギリシア思想に、その発想の源流を遡ることが可能だろう。
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