安らかな 意識/
nia
あなたの夜に入り込んで 眠り続ける
腐敗した 薔薇の花を 投げ入れた 失われた影に
安らかな苦痛と 砂漠への愛を
目の前が 次第に 赤く染まっていく
何度となく 惑ろんで
手に余る 太陽は 青い服を着て
満月の到来を 告げた
しかし 結ばれていた 身を投げた空中で
化粧をした道化師が 光をくれたんだろう
アリアは 汚辱に塗れた 私の眼前に
突如として 朗々と 溢れだした
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