詩を書く人/……とある蛙
 




場末の神話から時間と空間を引っ張り出して

自分の居場所を作ってはみたたものの
他に追随するものはなく、いつも独りぽっちで、

もちろん光りは射さない

自分のフィールドで戦うことだけが唯一のプライドだ

そんな奴が詩人を名乗っている。






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