最終考察あさき 前夜祭 -幸せを謳う詩-/只野亜峰
 
わばこの曲の裏であると考えられるわけです。同じ曲のver.違いで表裏一体を描くとか頭おかしいんじゃないのこの人。後者のフレーズではなんだか忘れ形見を身ごもった女性が亡き夫を見送っているというニュアンスが強く表現されています。恐らくは彼女も本当にそういうつもりなのでしょう。しかしながらコインの表部分では、つまり実際には彼女は夫に捨てられた自覚をまだ残しています。つまり弔われているのは夫ではありえないわけです。――では、一体弔われているのは誰なのか? という話になります。

――そう、幸せの終わりに小さな花が咲いていたとして
――私にとってそれがこの子でした

 ショートver.
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