まずめどき/草野大悟
 
      まずめ の 声を はやく聴かせてよ
                あのときの雪のようにネ
                教会の鐘をきいたあの夜の雪のようにネ
いつも そう ささやきながら
    あのころも いまも そして これからも ずっと
          まずめ の ミストを 魔法のように
漂わせるのだろうか                    

          
                                
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