僕はコトバに泣く/御笠川マコト
 
僕は
コトバに打たれ
コトバに追われ
コトバに泣く

今日も
コトバの色暗く
コトバの音重く
コトバの肌ざらざらと。

時に僕は
コトバへ逃げ
コトバへ叫び
コトバへ委ねる。

そして 僕が在った。







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