美しい経済のために、私たちが考えるべきこと。/小川 葉
半分にしろ、とは誰でも言えることです。しかし東電社員の収入が半分になって困るのは、意外なことに、彼らではなく、私たちでもあるのです。例えばあなたのお父さんが、マンションデベロッパー企業に勤務してるとして、東電社員に、仮に一億円のマンションを売っていたとします。ここまで話して、この度のことになって、ああ、売るんじゃなかった!と思うのが、あなたのお父さんです。またその会社には、建築会社をはじめとした、たくさんの末端までぶら下がってる会社や人たちもいます。当の東電社員は、まあこうゆうことだから、お互い我慢しましょう、電気なければ、お互い生きてけませんからね、と、圧力をかけられたならば、本当に困るのは、当
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