さそり座の女との遭遇 /
服部 剛
愛ちゃんこれ、さそり座の男が書いたんですってふふ・・・」
椅子に着席した僕に
地下と1階の壁のすき間から
もう1度、美川憲一さんはこちらを覗いて
「ありがとうございます」と丁寧に、会釈した
テレビカメラの回る間も
「あたらしい太陽」を大事そうに手にしているのが
なんだかとっても、嬉しかった。
僕は明日、この出来事と美川憲一さんの人柄を
職場の皆さんや詩の仲間に、ちゃんと報告しようと思います。
戻る
編
削
Point
(4)