僕のマスターベーション4/花形新次
 
とは、僕の空想上の師匠、剛腕殺め氏の言葉だが、僕のは芸術なんてものではないので、経時劣化が激しいのも仕方ないことではあるが、それにしても、その劣化の激しさは、ちょっと目も当てられない。コンビニのサンドウィッチだってもっと賞味期限は長いぞ、といった感じなのだ。少し前までは、自分の書いたものを読んで、自分で笑っていたりしたのに。(よく考えると、それも引くな・・・。)もともと面白くなかったのかな、でも、面白いと言ってくれた人もいたよな、あれ、おかしいな、とか考えるようになって。そもそも面白くなきゃいけないのか!などと逆切れ気味になったりもして。
とことん迷走状態なのだ。

 
 僕の書き散らしたパロディ詩なるものも300篇を超えて、結構膨大な数になった。そこで、こいつらは何か少しでも価値のあるものなのか、それとも大量のゴミくずなのか、
ということを自分ではっきりと確認しないことには、このまま続けてはいられないな、と考えているのだ。
 ただ、その確認方法がよく分からないので、今、それを考えているところである。
 
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