プリティウーマン/
浩一
わたしは娼婦
カラダを売って生きている
だれかに強制されて
イヤイヤやっている訳じゃない
少しばかり
少しのあいだ
男達にカラダを貸して
お金をもらう
文字どおり
カラダが資本の商売
だから
ホーリツはわたしたちを
「罪」にできない
だから
誰もわたしを非難できない
誰もわたしを
泣くケンリはない
悲しむケンリがあるのはわたしだけ
プリティウーマン
プリンスなんかはどこにもいない
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