遠い日/シホ.N
 

幾とせ過ぎたか
このひと世

移ろう空気に
まかせる身



真夜中闇に
包まれて

白昼は日の
光浴び



宙の広がり
定まることなく

時の流れ
留まることなく



産まれる以前の
無垢なる混沌

死に至る後の
不可知な恍惚



迷うたましい
みなもと求め

遠い日のうた
風ルルル

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