あまのじゃく/
そらの珊瑚
悲しみの蓋は
いつのまにか
ぱたり、と
しまる
しめようと
やっきになっている時には
その蝶番を
がたがた いわして
頑として 拒否するくせに
ふと気づいたら
ことり、と
しまっている
悲しみの蓋は
その持ち主に似て
あまのじゃくなのだ
戻る
編
削
Point
(9)