日記(/0115)/はるな
 
ないことも理解していました。わたしのある部分はいつもどおり冷静でした。わたしの冷静な部分は言います「いつもどおりの混乱だ」と。そうです、それはたしかに日常的に経験している混乱でした。すこし大きかっただけです。そして、わたしは、ひとつずつ考えました。そうするしかない。いつも、考える、ことしかできないのだ。

絡まったチェーンは、ゆっくりと、時間をかけてほぐしていけば、いつかはまた一本のまっすぐなチェーンに戻るかもしれないし、あるいは戻らないかもしれない。

わたしが腕を切ることや、あちらこちらで関係を持つことや、うまく息つぎのできないことは、それらは、わたしの「問題」ではありません。それは結
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