日記(/0115)/はるな
 
は結果であり、わたし自身です。わたしはそれらのことを、不便に感じるときはあっても悲観はしていない。

わたしはこの混乱や、不安を、あるべき場所に戻してしまいたいだけです。
この乖離を、剥がれたわたし自身を、上手いこと縫い合わせ、ひとつの、背骨の通った時間を手に入れたいのです。

猫にかんする小説をもう一度読みます。わたしは作者の意図をつかむことができなかったからです。小説のすぐれた点は、こうして、こころゆくまで何度も読み返し、探ることができるところです。会話だとこうはいかない。
夫は寝ているので安心です。牛乳も新しいものが冷蔵庫に入っています。昨日は牛乳が切れていてとてもかなしかった。ごみ袋もストックがあるし、明日は休みなので起きる必要がない。つまり眠る必要もない。


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