日記(/0115)/はるな
し、問題を抱えているから不幸になったわけでもない。
コンピューターや、小惑星の幸福は、誰かほかのひとに任せておきます。
わたしは、わたしやわたしの身近な人々の幸福を考える。
そして、この寝息のそばで腕を切りました、とても、そうするしかないような気持ちがしたからです。ひどい乖離をかんじました。いままでにない奇妙な感覚を、ほんの数秒感じました。そして強く思いました、なにも解決していない、問題は、なにも変化していないと思いました。
混乱しました。
立ったり座ったりしました。寝ている夫を起こさないように気をつけました。夫はしかし、いつもとても深く眠るので、あまり気を使わなくても心配がない
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