日記(/0115)/はるな
こちらへ住むようになって8ヵ月が経った、といえば、もう慣れて当たりまえだという頃だけれど、しかし昨年の9月頃まではまだここと、実家とを行き来していたから、じっさいに腰を落ち着けてからはやっと、3,4ヶ月ということになる。それは、夫婦として暮しはじめてからの期間がそれほどということで、浮ついた気持ちが、生活のなかにしみしみとなじんでいくような心地がするには、たしかに納得できる時期だ。いまは電気ストーブで足首を炙りながら、わたしはわたしの問題を考えている。
じつにさまざまな意見がありました、それは、これが(わたしの問題が)年齢的な―つまり時期的な―ものだとか、環境によるものだとか、あるいは季
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