バレンシアの太陽の下/
木葉 揺
ばれるのはこの私
バレンシアの太陽の下
背は焼かれ
瞼の上に
幸福の煌き・・・
!!
煌きが舞い降りて
全身に衝撃
陽炎の向こう
荒野が見える
この日のために
走り続けていた
これで
あなたは
私の
もの
・・・・・・・
ブラボー!!
誰かの声を皮切りに
あたりは歓呼と興奮がうずまいた
次第に一面、白い花が咲き乱れた
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