漱石のように/ala
ダンス ダンス ダンス
君の手を取り、腰を支えて
Dance Dance Dance
足がもつれても、靴が脱げても
だんす だんす だんす
君が瞳をそらす日も、喜びの涙に濡れる日も
ダンスダンスダンス
指に触れるウェストがふくよかになって
化粧品の香りが、石鹸の香に変わっても
Dance Dance Dance
曲は変わり、季節は巡り、歳は流れる
それでも僕らは踊り続ける
だんす だんす だんす
君と僕、どちらかが瞳をとじ夢を見る時
『月が綺麗ですね』僕は君にそう囁くよ
だから君は、笑ってこう言っておくれ
「Yes I am」
そうすれば僕らの曲は終わるから
後は足を止め、見つめ合い、抱きしめあう
そう、永遠の平穏を手に入れるのさ
一時期の寂しさと一緒にね。
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