『燃える琥珀』/
あおい満月
静かに燃える
見つめられることによって
まだ生きていると
証明しながら
かつて生きていたものたちの墓は
眠らずに空を仰ぐ
手のなかで
ぬくもりを交わしながら
二〇一一年十二月二一日(水)
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