短パンで走り去りながら真後ろを振り返る人の<眺め>/ツ
ぼくは首があんなに回らんので一生ムリです!)、すこしだけつけ足して置こう。
『電車のボックスシート(進行方向と逆向き)に腰掛けた地点から、短パンで走り去りながら真後ろを振り返る人の<眺め>に接近するための方法』
まず、にんげんは、掛けると見事に天地が反転する「逆さメガネ」なるモノを装着した状態でも、もちろんさいしょはまともに歩くことさえままなりませんが、次第に慣れてきて、やがて、世界が上下左右反転した状態。その状態がフツーになってきます。むしろそれでそのままで、違和感なくフツーの生活を送れるようにさえなってくる。これは環境に適応する能力とでもいいましょうか、生き物の感覚
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