さよならパリ??高塚謙太郎とボードレール/
葉leaf
。
つまり、両者の位置する空間においては、ともに、あらゆる場所に内部と外部が併存する。そこで、次のような図式が導ける:
F2.高塚もボードレールも、すべての空間に瀰漫する。その空間においては無限小の内部が外部に包まれて無限に敷き詰められている。つまり、あらゆる場所が内部でも外部でもある「境界」となった空間に、両者はいる。
両者の位置する空間はあらゆる場所が境界であり、それゆえあらゆる場所が詩なのである。
戻る
編
削
Point
(2)