歌謡曲日和 -Mr.Children フェイク-/只野亜峰
 
んて思ったりしたわけだったりします。
 ところがどっこいそっから10年ぐらい経ってくると色々物の見え方も変ってきたりで、桜井みたいになったら人間終わりだな〜と思ってた僕らもなんだか歌詞に共感できる部分ができてきたりで、とてもアンニュイな気分になってくる今日この頃だったりするわけですね。そりゃあ藤岡藤巻も『人生は川なんかじゃない沼だ』なんて息子に向けて歌いたくなるってものでしてリア充爆発しろ。

 さて、この曲のサビで特徴的なところといったらこれみよがしにサビ冒頭で歌っている「TAKE OFF」にかけた「〜ていく」という親父ギャグみたいなフレーズなんですが、桜井の人はよくこの手の言葉遊びをして
[次のページ]
戻る   Point(0)