寝坊烏/
mortalis
からすは東の向こうまで
月のねぐらに帰ります
朝が来るのをそこで待ち
一番鶏に起こされる
あるときからすはうっかりと
月の運行 忘れてて
起きたら西まで運ばれた
ことに気づいておおわらわ
東の空向け飛んでいく
東天紅までもうわずか
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