呪いとしての憲法/A-29
 
予測不能な超極限世界であるはずだ。

未だに数世紀前の旧態依然とした国家観を持ち出しては「日本は国家の体をなしていない。改憲し軍隊と核を保有する普通の国家になるべきである。」と言うような主張が聞かれる。「最終戦争」を戦い、核攻撃を受けて敗戦した国家が、「国家」として復権するなどということがあり得るはずがない。

われわれは生ける亡霊なのだ。九条とは亡霊の再生を封じた呪文なのだ。

未来永劫、解けはしない。

戻る   Point(1)