ファアスト・マンデイ・イン・ディセンバア/
甲斐マイク
プラスチックの涙腺が
焦点をにじます
ミニマルな
からだのうえでは
チェスタアコオトが重みだけになっている
春よ、早めにきておくれ
フェンネルの香るさなかに
正直でやさしい小鳥を
つれて帰ってきておくれ
ぼくたちは
いつも、ひとりで
嫌いな柄のカアテンをすこしずらして
もうしばらくの夢を見ている
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