独立時計師の寝台の上の煙のピロオトオク/
甲斐マイク
かれは眠るために
夜のシャワアルウムに横になる
指と指のあいだでほそい煙になった
あの、現代的なルックのガアルを想い
ユウモラスをたっぷりふくむ
気だるい音楽のなかで
吊るしたお月さまの表面に
かれはいま、
キスするところ
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