異常な9月の片隅に転がる話/酸素の枷
この場所は異常
もう何ヶ月前の過ぎた記憶が
未だに残る
感覚と匂い
引き金がまとわりつく
空気の楔
寝床からあがる蜘蛛
携帯電話にまとまわりつく
白い糸
白と青のストライプ
硬く閉ざされた二つ折り
LEDが光る
戻るべきじゃ無かった
見るべきじゃ無かった
やるべきじゃ無かった
そんなはずじゃ無かった
後悔をしてもそこにいる
断ち切る運命を目の前に
いらない勇気を持ち合わせていた
流れ着いた結末が
納得したものなのかと
深く深く考える事が損として生きている
もう何ヶ月
どうしてまだ
こいつのLEDは光っているのだろうか
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