W.K.第五回「ポール・デスモンド『ファースト・プレイス・アゲイン』〜JAZZなんて詳しくないけど」/たもつ
 
とても地味。しかも前奏かと思ったらいつの間にか曲の本体も始まっている感じ。ええっと、サックスがメロディーなんだよな、でも、これってメロディーなの?ドラムはチャンチャンチャンチャンいいリズム刻んで、ノリノリですよ、みたいなのに、メロディーラインが確定できません。しかも長い。一曲八分!発奮もできませんよ、みたいな。何の修行でしょうか。そんな長い間集中してこんな曲聴けるか。そして頭の中に響く自分の声「し・っ・ぱ・い・し・た」。
聴き進めますが、頭は真っ白。いつの間にかA面も終わり、B面に。ちなみに、この一体型のレコードプレイヤーは針が裏表についていて、レコードを裏返さずに、自動にB面が始まります。ああ
[次のページ]
戻る   Point(1)