W.K.第五回「ポール・デスモンド『ファースト・プレイス・アゲイン』〜JAZZなんて詳しくないけど」/たもつ
にスピーカーが四つついていて。ラジカセだと左うえに録音やら再生ボタンがついてるんだけど、その部分にカセットデッキがついていました。
付録として、LPレコードが数枚。ビートルズ(いわゆる赤版ってやつ?)、ポール・モリア、そしてグレン・ミラー楽団。このグレン・ミラー楽団が、私とジャズとのファースト・コンタクトでした。
「ムーン・ライト・セレナーデ」「A列車で行こう」「茶色の小瓶」「イン・ザ・ムード」etc。とても華々しくて、ノリが良くて。聴いたことのない雰囲気の曲たち。すっかり大人になった気がしましたね。こうなると、他のジャズも聴いてみたくなるわけですよ。お年玉をもってレコード屋さんに行きました
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