原因がラヴソングだった。/
示唆ウゲツ
いたずらをするとすぐに股を開いてしまう君へ
薬指の付け根から手首まで透き通る火花が
異常にきれいだったりもするんだけど
もう少し僕は
不明瞭なスープを見ていたくて
あたりまえのように
あくびを
するんだよ
結果、
純粋なレンズで
君の日常を垣間見ることのできる
試験的に作られたロボットが
泡を吹いてしまったのさ
無常にも僕は
「その静けさ」を飲み込んでしまった後だったのだけど
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