原因がラヴソングだった。/示唆ウゲツ
 
いたずらをするとすぐに股を開いてしまう君へ
薬指の付け根から手首まで透き通る火花が
異常にきれいだったりもするんだけど
もう少し僕は
不明瞭なスープを見ていたくて
あたりまえのように
あくびを
するんだよ

結果、
純粋なレンズで
君の日常を垣間見ることのできる
試験的に作られたロボットが
泡を吹いてしまったのさ
無常にも僕は
「その静けさ」を飲み込んでしまった後だったのだけど
戻る   Point(3)