梅雨の街/
蒲生万寿
しとしとと草木育む今朝の雨土のにおいや薫る緑や
雨粒の一つ一つが命かな青葉繁らす欅に寄りて
鉢植えの撫子が咲く曇り空誰かの思い知るも知らぬも
戻る
編
削
Point
(0)