現代ホラー映画 2011年 夏の10選/古月
 
ー」であるピーターというわけ。こうした背景も含めて、クライマックスの吸血鬼屋敷への突入と対決は超燃える。
ずっと偽物のバンパイアキラーを演じてきたピーターはその知識を使っていよいよ本物の吸血鬼退治をすることになり、本物のバンパイアであることを隠して生きてきたジェリーも、銀幕から抜け出たような吸血鬼っぷりを存分に演じられるというわけ。もちろんこれは僕の完全な主観による見方なので、この映画がそういう文脈で描かれているわけではないけどね!(ここ重要)
監督は『チャイルド・プレイ』や『痩せゆく男』のトム・ホランド。この人『マスター・オブ・ホラー』以降ぜんぜん知らないけど、いま何してるんだろ?
ちなみ
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