現代ホラー映画 2011年 夏の10選/古月
も、この映画の昆虫はぜんぜんそんなことなくて、無駄にオリジナル昆虫。もう見るなりに「こいつら宇宙から来やがったな。昆虫は宇宙から飛来した説は正しかった!」って思うレベルのSF造形。これは逆に安心感を誘うんだよね。だってこれはもう、虫っていうより「ちっさな怪獣」だもの。
で、この異形昆虫クリーチャーが、クモかアリかって感じで人間を繭にしているところから物語はスタートして、主人公はわずかに残った生存者と力を合わせてサバイバルしていく!というわけ。
で、ここからのストーリー展開が、驚いたことに昆虫パニック映画というよりはゾンビ映画って感じで、つまりこれは昆虫ゾンビコメディなのですね!ってなんだそれ。
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